以前、グループでリスクマネジメント委員会による説明があり、そもそも「リスク」と言う言葉は人によって定義が異なる事が多い為、会話がすれ違うケースがあるという話を聞きました。
なるほど、確かに個人によって「リスク」は異なる見解があるように思います。
その際「リスク」とは事象に対する変動幅の大きさであると定義づけられました。
その後は、自分の事業所内での統一を図り続けていますけれども、他社との打合せでは定義づけがなされないまま活用されたりして、ズレが発生する事が多いように思います。
また、最近感じるのは顕在化されていない「リスク」の重大性です。
どのような変動が見込まれるかは危険予知トレーニング上でも重要です。
そもそも各種作業に入る前に気付けていないリスクには対応のしようもありません。
まずは、そこにある危険・危機を共通認識させることが大変重要だと感じて、言わずもがなな部分で有っても声掛けする事を徹底するようにしています。
自分の体臭には気付けないの言葉を教わったことがありますけれども、事業責任者こそが見落としている「リスク」は発生した場合経営に大きなインパクトを与えてしまう事が多いので、やはり、常に俯瞰する事、指摘をされやすい自分でいる事、自省する事を大切にして自分自身をより成長させる糧にしていきたいと思います。