令和3年度野馬追とオリンピック

今週末から双方が開始となりました。
野馬追は中止の検討は全くしておりませんけど、開催手法や当日の催し物に関しては日々二転三転しながらも、本質に沿った形で開催されていく事に感謝ばかりです。
兄貴もほぼ最後になるであろう出陣に思いは沢山有ろうかと思いますので、お土産話を楽しみにしつつ、生配信など本年ならではの中継や行為も楽しみにしている所です。

オリンピックに関しては様々なメディアで賛否両論などが報じられていましたものの、結果として政府の意思決定を覆すことはなく、始まった以上はしっかりと応援をして頂きたいと願うばかりです。
個人的にはオリンピックに対して特別な思い入れはありませんので、生涯最初で最後になるであろう自国開催に当たっては、どのような種目で有れ子供を連れて直接に観戦してみたいと考えていた程度でした。
試合観戦も熱心にすることは無いと思っています。
開会式の特集を横目で見て感じましたのは、やはり国力がある所はこのような時期でも多くの選手団を送る力がある物なのだと感心したことです。
そのような中、開催にこぎつけることが出来た日本の国力も世界からすれば脅威として映る事でしょう。
一朝一夕では出来る事では無い仕掛け仕組みを武漢ウイルスの影響が終わらない中でも実施出来たのは日本ならではの実力でしょう。
一名でも犠牲者が居れば、心を痛めるのは当然ですけど、やはり数字で見ても少ない被害者で済んでいるこの状況は誇りに思っても良いように思っています。
これは政府の力ではなく、国民の力でしょう。
どうしても目先に一喜一憂してしまう国民の立場からすれば見えない部分は有ろうかと思いますけど、今回政府が状況を見極め開催を判断されたことは後年高く評価されるものと捉えています。

開催前に関係者の様々な諸問題が発生していましたけど、日本は誰か一人に依存している国家では無いので、しっかりと仕上げ切るのでしょう。
先日気になったほかの国の今までの開催状況を簡単に調べてみましたら、どの国においても中では色々ともめていたことを知りました。
日本だけが特別なわけでは無く言論の自由も認められているからこそ様々な問題提起も出来て、より良い物になっていくのだろうと気付いた次第です。
ただし、多くの人の言う事を聴くほどに尖った部分が丸くなってしまう事が往々にしてあるので、その点は責任者が孤独の中で様々な判断をしていく事が大切なのだろうとも思います。

野馬追は月曜の野馬懸を持って、本年度も終了となりますけど、4年に一度のオリンピックはパラリンピックも含めますと一カ月にも及び長い行事となりますので、関係者のご尽力に感謝をしつつ、多くの国民へ希望や感動を与えてくださることを期待申し上げます。
始まったからには後ろ向きな発言ではなく、前向きな発言が増えてくる風潮になる事を期待します。