久方ぶりに映画館で映画を観てきました。
人生初のレイトショーでした。
筑豊の映画館の良さは人数の少なさで有ると感じました。
武漢ウイルスとは無関係にあまり映画館で映画を見る機会は少なく、映像関係の仲間から『年に一度は映画館で映画を見て刺激を得る機会を持つべき』とのアドバイスから年に一度は見るようにしていた程度です。
武漢ウイルスでそれすら遠のいていました。
しかしながら、今回のトップガンに関しては公開当初から観てみたいと考えていました。
結果として、観に行って本当に良かったと感じています。
私世代の方はトップガンを何度となく観てきたかと思います。
映画館では観ていないものの、自宅以外でも様々な場所でターミネーターやバックトゥザ・フューチャーなどと同様に観る機会がよく有りました。
トップガンの映画に憧れてアメフト部で相模原の米軍基地に入る機会があった際にはノーヘルでのバイクに憧れて多くの学生がノーヘルでバイクを運転していました。
今回もほぼ同様のシーンがあったりと当初の映画と重なる点が多数あり、懐かしさを覚えた方も多かったことと存じます。
その後、海上自衛官として勤務した経験から今回の展開は一部有り得ない箇所がありつつも、総じてのめり込んで鑑賞しました。
テクノロジーがどんなに発達しても人間味は様々な場面で出てくるので、人間としての成長や努力は欠かせないことを感じました。
戦闘機のパイロットになる事は容易では有りません。
体力はもとより多くの知識を血肉に変え、瞬時に正しい判断が求められます。
感情に流されるのではなく理性を持って行動しなければなりませんが、現場での判断は理性を超えた動物的反応が生死を分けます。
机上の空論とは大きく異なる実戦現場です。
それでも映画の中では既にトップガンメンバーでも実戦の経験者がいなくなっていることを示唆していました。
無人機の台頭など別兵器の進出によるもので、平和が来ているからとも感じられません。
平和を維持するには軍事力が欠かせないのは、現時点で導き出せる現実解だと考えています。
どちらかのワンサイドゲームではなく対等に議論を進めていくには緊張感のある軍事力は必要でしょう。
今回の映画を観て多くの若者が軍人を目指すのかも知れませんし、そのプロパガンダとしての役割が映画にあったのかも知れません。
私自身は、以前触れたことのある機体やその時代のものから最新鋭と思われる様々な機体やテクノロジーを通じつつも、その場で生きている人間模様も感じられるようで、多くの刺激を頂戴しました。
既に自衛隊からは離れて多くの日が経ち、体力も低下しているため最前線でお役に立つ事は現実的には適いません。
それでも今与えられた持ち場を全力でこなす事は日本の平和に寄与するものであるとも確信しています
医療施設の経済面を支えることで税金を抑制できます。
医療機関などを通じて海外の方と触れ合えば、感謝と共に日本のプレゼンスを上げることが出来ます。
一朝一夕には行きませんし、二者択一の答えがあるわけでも有りません。
それでも、日々誠実に過ごしていくことで、次世代にとって役に立てる組織で有りたいと願い行動して参ります。
海辺でしていた双方攻守をするアメフトは興味深く何より鍛えられた肉体美は私の日々の行動を改善してくれる刺激となりました。