ダイアローグインザダーク

10年ほど前から聴いてはいたものの、経験できていなかったダイアローグインザダークを体験することができました。
行って良かった、そして多くの方に勧めたいというのが率直な感想です。
これからは定期的に体験していこうと思っています。

ダイアローグインザダークの体験も素晴らしいものでしたが、その前に一読すべきと言われた志村季世恵さんの著書に今も感動が続いています。
『いのちのバトン』『さよならの先』『エールは消えない』の著書は読む場所を選びたくなるほどに感情を揺さぶられました。
寝る時間を惜しんで読み進め非常に満足度の高いものでした。
家族にも一読してもらいたいと思う内容でした。

ダイアローグインザダークは90分間の暗闇を体験できるものでしたが、もう少し長く暗闇での時間を体験したいとも思いました。
自分自身の視覚以外の感性がここまで開き、聴覚や嗅覚などが研ぎ澄まされていくとは知りませんでした。
こればかりは文字面で理解することはできず、体感を通じて初めて知ることができるものでした。
聴くところによると著名なアーティストの方も定期的にプログラムに参加されて、能力開発・啓発に取り組まれているとのことでした。

暗ラーニングとは、異なる内容で自分自身の内面の気付きが多くあり、自分との対話や地球との対話に時間を割くことができたように感じています。
ダイアローグインザダークは公志園にも参加されていたので、勝手にご縁を感じておりますが、これからも参加をすることなどを通じて人との対話について考え続けていきたいと思います。
我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』というゴーギャンの作品にあるように死やなんらかの受け容れ難い状況と対面したときにどのように向き合い、取り組んでいくのか、考えておくことはとても大切なことだと考え、少しずつでも実践できるように努めたいと思います。