THE SECOND

漫才は従前から好きなので、今回の子のイベントも楽しみにしていました。
正月以降、残念ながら笑っている質が下がっていることを感じておりましたので、このようなイベントを心待ちにしていました。
ベテランによる余裕のある漫才スタイルは見ていて安心感もあり、その場その場で臨機応変に対応できる能力なども興味深く拝見しています。
さまざまなバックグラウンドの方が出場されていますが、その背景も大変興味深さを感じます。
人生には色んな局面が有ります。
常に順風満帆では居られません。
それでも局面においては常に全力を尽くしておかなければ、良い機会も手に入れることはできません
諦めて自分自身が喜ぶことは無いので、なんらかの挑戦を常に出来る状態を維持することも人生ににおいては重要であると感じています。

ホームレスを支援している方の言葉で、『誰でも何度でもやり直せる社会を』と言う言葉がいつも頭の中に有ります。
人間は失敗をしてしまうことがあります。
たった一度の過ちで二度と立ち上がれないの社会は良い社会とは思えません。
許容できるものに関しては繰り返し機会を与えることこそが社会の余裕であると考えています。
自社グループを考えても一度辞めたからと言って戻れない会社はあまりにも寂しいと感じます。
勿論、辞め方などにも拠るので、全員を救えるわけではないと思いますが、可能な限り出戻りもフェアに考えられる状態でありたいと思います。
その為には、自社グループが強い組織である必要も有ります。
強くなければ守ることも出来ません。

社会には一定の弱者が生まれてしまいます。
それは環境変化など個人の努力では超えられないこともあります。
現代社会では弱者であっても、局面が変われば強者になることも有るのです。
多様性をもって社会を存続しておくことが、レジリエンス社会の形成にもなるものと考えていますので、今だけの価値観で全てを断罪しないようにすることを覚えておきたいと思います。
価値観は、環境や状況によって変容していきますので、その点を理解して多くの方とも接しておく必要を感じます。
立場が変わったことを想像することが出来れば、そのような対応が可能になると思います。
例えば、目が見えない人は一般的には現代社会において弱者に映りますので、俗にいう健常者が手を引いたりしてアドバイスなどをすることが有ります。
しかしながら、例えば電気が無くなった暗闇社会においては、彼等に手を引かれることになるでしょう。
そのような体験が出来るのがダイアログインザダークの社会でもあり、多くの気づきが有ると思います。

今見えている社会を誰かの言葉の価値観で判断するのではなく、自分の頭で考えて決断していかなければ、より充実した人生を歩むことは難しくなると思います。
価値観は自分で定めるものですし、その価値観が多くの決断をしていきます。
私は多くの人間にとって挑戦する機会が多い社会の構築を目指していきたいと思います。