幕尻優勝

先週の大相撲初場所での徳勝龍の活躍に色んなことを想う方が多かったのではないでしょうか。
貴闘力以来の幕尻優勝で、相撲界での年齢的にはベテランの域にいる人間が初優勝を果たすまでに如何なる想いで闘い続けていたのかに思いを馳せますと、胸打たれるものがあります。
これは私が齢を重ねたことが要因なのかもしれませんけれども、何かの行為の裏にその方の努力が滲み出ますと琴線に触れます。

徳勝龍の優勝インタビューは共感できる部分も多かったように思います。
優勝を意識しながらも夢見るだけではなく、目の前の真剣勝負に取り組むことでしかその夢を叶えることは出来ません。
一足飛びに何かを達成できることは有りません。
正しいプロセスを踏まず環境によるだけの成功体験は、逆にその後の成功への遠回りになってしまうように思います。
全員がテレビに出るようなヒーローのように何でも出来るような事は有りません。
多くの人間は努力の結果として大いなる成功を得ています。

幕尻優勝を見て目の前のことに全力で取り掛かり続けようと思いましたけど、気になりますのは次回の大阪場所で果たして徳勝龍はどうなるのか?気になります。
20年ほど前に同じく幕尻優勝を果たした貴闘力はその後ある意味人間らしいと言いますか、外から見ますと波乱万丈にも見える人生を歩まれています。
徳勝龍がどのようになるのか、しっかりと注視したいと思います。

武漢のコロナウイルスが注視されています。
日々情報がアップデートされるので現時点での見解は述べるつもりはありませんけれども、いつもこのウイルス性の脅威が出ると私は地球における人間とはこのようなウイルスとして取り扱われてはいないだろうか?と疑問を持ちます。
まだまだ、宇宙の意思や地球の意図など私にはわかっておりませんけれども、一時は良性のものでも時間の経過とともに増幅したりすることで害悪の存在になるものも多いと思います。
SDGSなどの若者動きに対して、世界の政治家の言動は如何なものかと思うものも見受けられます。
コロナウイルスを人間は乗り越えるものと確信しておりますけれども、同様に人間自身も駆逐されない生物でありたいと願います。
また、コロナウイルスの報道の陰に隠れて、いろんな活動が良悪ともに進んでいるであろうことも意識しておかねばならないと思い、日々の世界の動向を注視してまいります。