仲間の大切さ

生物は。奇跡のような関係の中で先祖のお陰で生まれ、孤独に死んでいきます。
その間に子孫を残したり、子孫のためにできることがあるのは幸せなことでしょう。

究極的には常に孤独の道を歩んでいるとも考える時があります。
100パーセント誰かの代わりは出来ませんし、自分以外の人を正確に理解することも出来ません。
どこかで意見は分かれ、対立したり、印象によっては裏切られたりするような気になることもあります。
リーダーたるもの孤独にはある程度耐える力が必要だと思っています。
ただし、だからこそ本当の意味で仲間が出来た時の喜びはとても有難いものだとも思っています。

仲間としては会社のスタッフも勿論そうですけど、経営者仲間であったり、学友なども仲間に成り得ることでしょう。
人生においては不安を感じることが多分にあります。
私はRCサクセションの『君が僕を知ってる』と言う曲に勇気付けられたことを強く記憶しています。

私自身が何者であるかは私よりも周囲の仲間の方がよく理解してくれています。
孤独と不安を強く感じる時には、自分の仲間だけが全てを理解してくれていると信じられれば、一筋の心にある暗闇の沼地を独りで歩くときに力を貰えると感じます。

仲間を作ることは容易ではないことを理解しています。
ある日突然にできる事は決してありません。
まずは自分が仲間が大切だと思い、仲間が欲しいと願うことから始まるのだと思っています。
経営を良くすることも同様で、論語にあるとおり『その意を誠にす』を心に刻んで、また一歩づつ歩んでまいりたいと思います。

本日は、仲間と思っている方が監督をされているラグビーの試合を観に行きました。
この方とのご縁でワールドカップも面白い試合を観戦することが出来ました。
にわか中のにわかファンですけれども、コカコーラを今後も応援していきたいと思います。
近くで見られて、試合後には声もかけられる日本のラグビーの有り方はとても面白いと感じました。
何より試合後のノーサイドの精神は当たり前に実施されており、勝者も敗者も無くお互いの検討を称えあうことを感じれたのはとても興味深いものでした。