社会は変えられる

表題のタイトルの本を読了しました。
大変勉強になることが多く最初の一歩を踏み出すことの重要性を再認識させられました。

この世の中には「何かがおかしい、けれども今までやってきたことだから」と言うだけの理由で継続されていることが、多いように思います。
「失敗の本質」で何度も問われる「そもそも論への言及の弱さ」「一度動き出したら止められない組織バイアス」に未だ立ち向かえない日本人が多くいることに気付かされます。
それは自分自身も含んだものですので、周囲を否定したいわけではなく、自らの弱さも認識する必要を感じています。
それでも、気付いたものの使命は大きいと思います。
気付いて更に一歩踏み出すことはとても勇気がいるでしょう。
更には継続をしなければ達成することは適いません。
達成して初めて社会を変えられるわけですから、容易でないことは当たり前なのかもしれません。

気付けば世界を変え続ける方がいらっしゃいます。
ここでいう世界とは自らで見える範囲のもので構いません。
家族単位でも部署単位でも会社だけだとしてもその世界は存在しますので、その世界を変えるには自らの考えと行動しかありません。
誰かに変えてもらう世界は、また自分の意図と外れた世界を生み出すことでしょう。
世界を変えるには自分の意識が何より重要ですけど、辛い事は一歩踏み出したことを継続して達成に至っていない状況でしょう。
自転車に乗れることにもよく例えられますけど、乗れてしまえばなぜそれまで乗れなかったのかの説明が上手く出来ない方が多いと思います。
社会や世界は変わるべくして変わってきています。
その中でも改善と改悪はありますし、価値観は多様であり統一することは適いませんので、自分たちの信念に基づいて社会と世界を変える努力を継続したいと思っています。

今感じる『何かがおかしい』と言う思いを大切にしていきたいと思います。