素晴らしい先輩に勧められた本の機会もあり、最近冨山和彦氏の著書を複数冊読みました。
冨山氏は以前弊社の経営セミナーで講演していただいたこともあり、それ以来何冊か読んで来ましたが、今回も大いに楽しめる期間でした。
IGPI流シリーズは即活用可能なアイデアが詰まっており、早速に自らの行動を変革しています。
表題のタイトルの本は今の自分に特に刺さりました。
常日頃から恵まれた環境にいることは理解しておりますが、挫折と言うのかコンプレックスとしては大きな物を抱えている自分も感じています。
まだまだ自分自身の人生の途半ばであり、これからもっと大きくなりたいと願う私にとって今は遅々として中々先に進めていない事を感じる期間でもあります。
これ全て経営者である私の責任なので、何一つ言い訳はききません。
この自分の能力の至らなさを痛感しつつ、横にいる素晴らしい先輩方の輝かしい業績の前では、挫折でもあると感じます。
タイトルの著書では「打たれ強さ」の重要性を説かれていまして、等身大の己を知ることが成長に繋がるので、厳しい結果も受け容れてその先に描く未来を自らに課して実行していけるかを問われているように感じました。
これからもリーダーとして生きていくならば成功体験だけでなく、失敗体験もとても大切だと思います。
もちろん、致命的な失敗はいけませんが、失敗すると言うことは、挑戦したことの裏返しでもあるので、次世代の方には今後も良い失敗ができる環境も整えていきたいとも思います。
当然、自らも失敗を恐れるのではなく挑戦できない事を怖れて行動を継続して、色んな経験を積みたいと願います。
そして、改めて歴史に学ぶ為に、歴史本の読み方も英雄譚に傾倒するだけではなく、裏にある背景や人間模様、心理状態、経済が与える影響などを深く意識して読み深めたいと思います。
挫折などは多く味わったほうが将来は経験を活かして成長できる時代になっていると感じます。
私自身も未だ達成できていないことからくる挫折心は色々と溜まってもいます。
それを愚痴るのではなく自分自身の実力不足と捉え、次に何を為すべきかと考えるための良い経験だと考えます。
読んだ事、感じた事をしっかりと行動に移し、自らの挫折をプラスに変容させてまいります。