多くの本を読むことや人の話を聞くことで、色んな英知を我々は脳にインプット出来ますが、実践できるかどうかは別問題です。
知識として得たものを知恵に昇華させたり、身体に染み込ませるのは本人の努力でしかなく有効なメソッドがあったとしても、そこに掛ける時間が結果には比例します。
時間は誰にとっても有限なので、その中で選択して自分自身の時間の使い方を意思決定していかなければ、アクティブノンアクションの罠にあっという間に捉われてしまいます。
私自身も良くそのような状況になっていると感じますし、今もまた何らかのアクティブノンアクションに入り込んでいる事を自覚します。
大切なのは定期的に自分自身を客観的に見る思考の期間を自らで設けることと、気づいた際には直ぐに何らかの対応を取っていくことだろうと思っています。
忙しいことに満足していては本当に達成したいことには遠回りになってしまうかもしれません。
勿論、一時には寝食忘れて没頭する時期も必要だと確信もしています。
それでも時にはその自らの行為自体を疑ってみるなど俯瞰して見る必要も感じます。
私自身は定期的に勝手に思い込んだ自らの殻を意識する機会を設けています。
原則は自分自身の気付きで実施をしますが、効果的なのはやはり他の方との会話にあるように思います。
それも同僚や同業ではなく、異業種の方との会話に気付きが多くあるように感じます。
自らで作ってしまった勝手な殻を如何に破り続けられるかが成長曲線に影響を与えるものと考えていますので、これからも積極的に行動する為にも多くの方と交流を通じて、刺激を受け続けたいと思います。
その為には異業種の方にとって有意義な存在に自分自身がなっておく必要がありますので、常に自己研鑽に努め、魅力的な自分でありたいと思います。
定期的に関われる方を通じて、会う度にお互いが成長していることこそが実感できる朋友をこれからも増やせるよう最初の一歩を踏み出し続けます。
一歩を踏み出しても理想とは程遠い世界が広がっていますが、それでも歩み続けなければ決して辿り着くことは出来ません。
知っていてもやり通さなければ分からないことが沢山あります。
その都度全力を尽くし切ったからこそ繋がる関係も沢山あります。
本の世界は多くが経験をある程度綺麗事にして残していますので、実際にやってみますと本以上の経験を沢山積めるはずです。
それは非効率的ではなく、必要なプロセスなのだと感じますので、これからもスティーブ・ジョブズ曰くの『コネクティングドット』を意識して、目の前にある事に対して「出来ない理由」ではなく、「どうすれば理想に近づけられるか」を考え、実行してまいりたいと思います。
この世に生を受けたことに深く感謝して、時間を大切に過ごしてまいります。