ISSUE DRIVEN

表題のタイトルの本をKAILで教わって以来、何度読み直したかわかりません。
三枝さんの本の次で小宮さんの本同様に繰り返し拝読しているように感じます。 
そして、プレゼント含め何冊も購入しているようにも思います。
それでも、なかなか身につきません。

如何に思考を深めるか、と言う価値の重要性はわかるものの、自分の力で上手く課題設定を出来ていないことが多いように思います。
世界的見てもこの手の思考は大きな格差がついているように感じます。
知識として知っただけでも有難いものでしたが、体得していかなければ本当の価値を見出したとは言えないと思い日々意識しています。

自分自身の身についてはいないものの、他の人の発言等には違和感を覚える機会が増えてきました。
これは、少しは気付きが出来てきたのかもしれません。
何事も原点の立ち位置がズレると当然ですが結果もブレてしまいます。
色んな機会を頂いた際にもその点の思考を深め正しく課題を設定してから作業に入りたいと思います。

先日あった社内の研修でも数字が沢山あるとただただ捏ね繰り回したくなって、手段が目的化してしまうことがありました。
これは、日常業務でも多々有るように思います。
そもそもこれは「何故」やっているのか?
というWhyの問いが無ければ、単純作業化したロボットと変わらなくなってしまいます。

ISSUEが変化し続けることを理解して、自分自身がブロックを積んでいるのか?塀を作っているのか?学校を作っているのか?町を興しているのか?この起点によって全ての行動を結び付けなければいけません。
世の中には便利なツールが沢山あります。
ツールを使うことが目的化してしまうケースは嵌り易い落とし穴です。
本質を見極め続けようとする努力こそが人類の英知のお役に立てるものと信じています。

「日々、魂込めて生きる」と宣言しておりますが、これに加えて「●●の為に、日々魂を込め生きる」と言う●●をより具体的に出来ることが増やせるよう努めてまいります。

先日、グループ会社の会合に参加させていただき、コカコーラの向井氏の話を拝聴する機会がありました。
そこには、結果を残したアスリートならではの多くの魂のこもった言葉が沢山並びました。

気付きのポイントは沢山有ります。
そこに気付けるかどうかは個人に因ることが大きいのが現実です。
その中で如何に自分自身が気付ける環境に身を置き、その感性を磨けるのか、全ては自己責任といえるでしょう。
これだけ、恵まれた環境を与えられたことに感謝して、これからもまた全力で邁進してまいる所存です。

改めて素晴らしい方々に会う機会が沢山ある自分を再認識しているところです。
頂いた恩をしっかり社会に還元するべく楽しんで努力をしてまいります。
その為にも戦略的思考はとても大切だと理解しております。