渋沢栄一翁

「日本資本主義の父」と言われていて、日本の実業界では知らない人はいらっしゃらないと思う程の人物ですね。
私自身が自衛隊をやめてからの理想はずうっとこの方でした。
勿論、全く後ろ姿も見えないほどに私と比較される点も無いのですが、私は勝手に慕い、憧れています。

『論語と算盤』と言う著書もありまして、この中には二宮尊徳翁と興国安民法の話も少しだけでてきます。結果として受け入れられないと言いますか、国家全体の話をする中で藩単位の個別の対応をするのでは大きく矛盾が発生してしまう可能性を指摘されています。

明治維新と言う、国体が大きく変わる中で、旧体制側にいらっしゃった渋沢栄一翁がその後の得られた環境全てに感謝をして、ただただ目の前の事や盤石足る国家の建設に邁進される姿に感動します。
これだけ平和で恵まれた環境を与えられている我々は更なるより良い世界を創る大きな機会を頂いていると思います。

終戦の日を迎えますことは考える機会を与えられているとも思います。
常に時代は動き続けていますけれども、大切なのは未来を如何に創り出すかであって過去に捉われていては明るい未来を切り拓けないと思います。
勿論、歴史を学ばない物にも未来は有りませんので、しっかりと勉強をしまして、ご先祖様・諸先輩方に敬意を失わず、未来を担う後進に良い状態で繋いでいきたいと思います。
その為には、恵まれ過ぎない経済と何よりも深い愛情を持って接していく所存です。

やはり、『論語と算盤』両方が大切で、いづれも必要不可欠な要素ですので、苦手な算盤でしっかりと結果を出していきたいと思います。
『夏を制するものが勝つ』と言う言葉を胸に暑い夏を楽しんでまいります。