東北公志園に参加して

今回も大いに刺激を受けた二日間でしたので、取急ぎ忘れない内に想いを記載しておきたいと存じます。

前回の際から思っておりましたけれども、本日を経て確信を持ちましたのは、小学生の時に初めて『ザ・ブルーハーツ』を見た時のような衝動に駆られました。

それまで知らなかった扉を明確に開けられた気がします。
知ってしまった以上、蓋をせず、のめり込んでいきたいと思います。
何より、自分に嘘をつきたくないと考えています。

いまでも日本は世界に比べて恵まれていることは間違いないと思います。
この繁栄は私が創り上げたものでは当然なく、上の世代の努力の賜物でしかありません。
素晴らしい先輩の声が小さく、少なくなってきているのではなく、レベルの低い人間の声が大きく無駄に蔓延しているだけなんだろうと捉えています。
それでも一頃昔であれば一喝すれば引いていたような輩が、根拠なくのさばっているかもしれません。

私自身は、今までに日本や日本国民の底力を疑ったことは一度も有りません。
そしてその意識は変わっておりません。
ただし、いつの世も適切なリーダーシップが必要であることは間違いありません。
多くのサイレントマジョリティがこの現状に満足などしていないと思っています。
それであれば、私の役回りはその第一歩を踏み出す事なんだろうと考えました。
今迄は、人のフォロワーとして支える喜びを第一にしてきましたが、リーダーがいないと判断した場合は、自分自身が名乗りを上げて、適切なリーダーが来るまでの間、義を貫く所存です。

以前から、自分の人生を誰かのせいにしたくは無いと常々思っておりました。
これからは日本の行く末にも口を出したいと思います。 
勿論、私一人の力で直ぐに変わるなどどうのこうのなる話では決してないでしょう。
それでも、私にも出来ることがあるので、諦めず出来る範囲の事に全身全霊で取り掛かりたいと思うのです。
諦めるのは簡単です。
でも、公志園と出会い、多くの出場者やそれを支える方々と触れ合った今からは関わることに当事者となって行きます。

 
評論家では決してたどり着けない世界、実務者だからこそ見えてくるものを目指し、覚悟を持って臨みます。
孤独の途であったとしても私にしか見えていない世界を多くの方と共有できるよう誠心誠意人生を貫こうと確信するに至る本当に有難い週末でした。
 

このような機会・ご縁を頂きました方、それを認めてくださる環境、これからの出会い感謝をして、様々な矛盾や課題に取り組んでまいります。