本を読む楽しみを得たものの自分の好みばかりだと知識が偏ってしまいますので、ネット上含め知っている人のお勧めを参考にしたりしています。
表題の件は、ボスに一読を進められました。他にもプラトンとか君主論とか進められましたけどまだ読み終えていませんので、この辺はまた後日。
共産党と言う言葉は昔から苦手で、北海道で育った私は教師の思想自体に違和感を持ち続けて成長していました。
ただ、今回は勧められた理由も丁寧に説明された事も有り、大分フラットに読めました。
当時の時代を如何に想像できているかと言うとまだまだな面もありますけれども、マルクスさんはやはり名前を残すだけのことは有るほどに熱い思想をお持ちで、理想に向け燃えているのが伝わってきました。
何事も当時の事を現在の価値で判断しようとすることはあまり建設的ではないので、当時の時代背景を熟慮したり、今ならどのような表現になるのか?と言う本質をとらえようとすることが重要なんだろうと感じました。
この宣言のエッセンスは一度読んだだけでは当然理解できていませんので、何度か繰り返し読んで行こうと思います。
読んでみて一番に思ったことは、現在の共産党の方は皆本当に共産党宣言読んでいらっしゃるのかな?という点でした。
勿論、保守系の方でも読んでいないのであれば、これは一読しておくことで思想の源流に触れるという大きな価値が有るんだろうと思います。
西洋の方にとってスタンダードな読み物を読んでおくことでいずれ西洋の友達が出来た時に大いに役立ちそうだと感じる次第です。
個人的には東南アジアに出ていきたいので、この辺の思想を知る事の出来る本が有れば読んで行こうと思います。