経営方針を3年ほど変更しないなどの仕掛けをして、次年度で3年目を迎えます。
この行為により、今までよりも中長期的な活動を増やすことが出来ていることを実感しています。
年度単位の目標設定とクリアに加え、次年度への準備もできるようになってきています。
多くの年度末は、納期に追われ、目先の活動に終始することが多くありましたが、今期はある程度の見込みが立ち、次年度まで視野に入れての活動が出来ています。
今ここで全力を尽くすためにも中長期の視点と目標設定は重要であることを感じます。
今月号の致知に一風堂の創業者である河原氏が鼎談をされていましたが、以前にグループに来て講演していただいた際の話を思い出し、中長期経営計画の薦めの価値を改めて思い直す機会ともなりました。
人間の能力は当然に差がありますが、常に自己の最善を尽くし、成り得る最高の自分を目指すことが肝要であることを確信しています。
他者との比較も大切ですが、それ以上に過去との自分との成長を大切にする必要があります。
恵まれた現代社会では愚痴っている時間が勿体ないと思っています。
人間は社会的動物なので、いつの時代も人間関係で悩むものだと思いますが、自分自身で信念を持ち、議論を交わしていくことでより良い人間関係を構築できることは多くの事柄が証明してくれています。
さらなる高みを目指して、2025年度も自己の最善を尽くし、組織としてより成長できる環境へ身を投じてまいります。
今与えられている環境に感謝を忘れずにより良い形にして次世代へと継承していくために、悪いことばかりに目を向けるのではなく、ラスト1マイルで取りこぼしているものをしっかりと提供できるよう努めてまいります。