2025下期へ

来週から下期に入ります。
業界の慣例上、下期はなんとなく慌ただしさを感じますが、それがしっかりと未来につながる投資や利益になるのかは全くの別問題なので、しっかりと吟味をして選択と集中を図ってまいります。
この上期で私自身の頭はある程度整理されていますので、これをしっかりとメンバーと共有しまして、少しずつでも着実に理想の社会に向けて踏み出してまいります。
中長期での計画を実行しながら、空気で変わる日本の法律などもしっかりと把握して改善活動を実施してまいります。
最近の会話の中で、コンテクストマネジメントの現実的課題を感じています。
『何を言うかよりも誰が言うか』はとても大切な判断基準になると思います。
この『誰か』は役職によるものではなく、その人自身がやってきたことの背景で判断されます。
経験・実績の無い人の正論は、ある意味誰でもいえる事であり、当然の解ではありますものの、実行力は極めて弱い物と認識されます。
些細なことの積み重ねでも、信頼に足る人間の発言は、レベルの高低を別にしても実行に対する不安感は無くなります。
大言壮語を常に求められるわけでは無いので、自分自身の等身大の実力と立場に合った言動が出来ているかどうかは、その人自身が正しく自分の立ち位置を理解できていることの証左とも考えられます。

残念なのは、自己評価と他者評価の差が激しい方です。
常に自分自身が成長しているように意識していれば、遅れて他者評価はやってくるものです。
それを理解して、今の境遇を悲観することなく信念に従って行動していけば、やはり長期的には正しい歴史的評価がなされるものと確信しています。
しかしながら、存命中に正しい評価を得られるとは限らないので、この辺が価値観として受け入れられるかなどで行動原理に変化があるのかもしれません。
これは、存命中に限らず、社会人としての現役中も同様で、居なくなって始めて気付かされることも沢山あるので、正しいことの実行・継続はどの状況においても大切だと感じます。

18期目の今期の成果は3月末に現れますので、結果についての責任を当然に負いつつ、将来に向けての仕込みや活動を引続き精力的に実行してまいります。
会社組織以外の社会との接点も増えていますので、このような機会を与えられていることに感謝して、次世代や社会の為に少しでもお役に立てるよう実行してまいります。
周囲のメンバーに恵まれていることにも感謝しながら、日々貪欲に成長するべく学び実践してまいります。