師走に入り、なんとなく慌ただしい雰囲気を感じています。
近年は成長を謳いつつ、充実に向けた活動を実行していました。
成長と充実は並行して進めなければ、健全な組織活動は難しいと考えているからです。
創立当初は時勢とともに順調以上に急激な成長を遂げておりましたが、一定のラインを超えることが難しく停滞しているような数字になってきた時期がありました。
それでも成長を強く意識して邁進しておりましたが、安定・継続が難しく考える日々が続いておりました。
そこで、気付いたのは充実の必要性ということでした。
組織としての充実も個人の充実も双方が必要であり、充実があるから成長をして、成長を継続するには充実が必要であるという、相補の関係であることを痛感する日々が続いています。
それでも行き足がついた組織は、舵取りを気を付けなければ何もかもが止まってしまうことにも繋がりますので、非常に悩ましくもある意味では恵まれた環境で様々検討していく必要がある立場に立つことができました。
大学院で学び直すとともに学びを深める機会も持つことができたので、充実を実行できました分、成長していくための布石も検討できるようになってきました。
充実することで、組織の改善を考えるときにはレイヤーを上げることで、解決策に結び付きやすいことを理解・体感できましたので、来年以降のさらなる活動に向けて視座を高める活動を実践していきます。
これからも成長と充実という相反するようで相補しているこのキーワードは、根源的・長期的同様に骨に刻み、各種活動に対して意識をしてまいります。
年末に向け、忘年会を通じて久方振りにお会いする機会のある方も増えてきます。
気付けば20年近く医療業界にいることで見えてきたことや感じたことが沢山あります。
横目で見ているのとは異なり、正面から取り組んできたからこそ、業界の向上への提言も可能になってきましたし、改善活動に参画していく所存です。
将来、次世代以降の方々が話し合ったときに2020年代から良い方向に向かい始めたといわれるような活動を起こし推進していきたいと考えています。
世界は常に躍動していますので、その中の日本として、やるべきことを通じてしっかりと存在感を示し、社会や次世代に貢献できるよう引き続き努めてまいります。