縁に導かれたのか、二か月連続で愛媛県に入る機会が有りました。
8月は宇和島鯛めしを食する機会に恵まれ大いに満喫しましたが、宿泊する機会はなく道後温泉は周囲を車で通りすぎるに止まりました。
今回は、宿泊を伴う松山入りでしたので、道後温泉体験もしてまいりました。
行ってみてわかったことは道後温泉は本館以外にも2館あり温泉巡りもやり易い環境であるという事でした。
温泉郷らしく浴衣姿で多くの方が街を歩き、食事を楽しんでいる姿を拝見しまして、街ぐるみで観光を盛り上げていることを感じました。
私にとって伊予の国のイメージとして強いのは、司馬遼太郎氏の『坂の上の雲』によるものです。
秋山兄弟と正岡子規を中心とした明治の時代や日露戦争の勝利までの小説は読む者の心を熱くさせるとても興味深い物でした。
読んだのは、海上自衛官時代でしたので、秋山弟に特に感情移入をしています。
東郷神社にも先週訪問する機会が有りましたし、バッカーズ寺子屋の卒塾生が下関の乃木神社を訪問する話も聞いていましたので、短期間で坂の上の雲を感じる縁を感じました。
業務に絡めての出張はコロナ禍を経て、また以前のように戻ってきております。
今までは各地に入った際には観光地を横目にしながらも、また次回に来れば良いと体験をしておりませんでしたが、コロナで突然に外出が出来なくなる経験や、出口氏の著書に触れたり、歳による体力低下を感じる日々の中で、折角の機会であればいろんな体験をしておくべきと考え、一歩先迄体験を増やすように意識しております。
人・本・旅に触れるたびに脳に刺激を頂戴しているのを感じます。
更には呑・星でより幅も広がっています。
大切なのは体力維持であると考え、秋らしいこの気候の中で少しでも外で動くことを増やしていきたいと思います。