言志録51条

大臣之職、統大綱而已。日間瑣事、遵依旧套可也。但発人難レ発之口、処人難レ処之事、年間率不レ過レ数次。勿レ須紛更労擾


引続き、言志四録を少しずつ読み進めています。
今週特に心に残ったのが本条でした。
年を重ねるごとに思想に変化が生まれてきていますので、今の私に丁度刺さった文言なのだろうと思います。
数年前ですと読み流していたようにも思いますけど、今の私にはとても印象的でした。
様々な業務を標準化していく事を進めていこうと思っている中で自分自身の仕事の棚卸も開始しています。
そうすると私が最もやるべき仕事を出来ているかがとても気になってきました。
勿論、現時点でのオペレーション全てに満足していることは有りませんけど、最終承認作業を除けば日々の運営には私自身が絡まなくとも周る仕組みが出来ています。
今までは、このオペレーションにも改善活動として日々対応しておりましたが、今では多くの優秀なスタッフが日々改善を当たり前としてくれて居ます。


私自身がやるべき仕事に力を注ぐ時間を設けられるようになってきています。
その際の意思決定はオペレーションに大きな影響を与えるのでしっかりと考えて実行する必要を感じています。
最近は、根源的・長期的がキーワードですので、その評価に耐えられる変革であるかを特に意識しています。

恵まれて与えられている限られた人生の中で、為すべきことを為す結果として成果を上げていきたいと思います。
これからはますます人間学が必要になるのだと感じますので、しっかりと学び実践をしていきます。