至誠・勤労・分度・推譲

二宮尊徳は報徳仕法を相馬の地に書いてくださり、最も実行できたのも相馬地方で有るとの言も残していただいています。
我々は、翌年にお越しいただく約束を頂戴しておりましたが、お亡くなりになってしまい結果として相馬の地に足を踏み入れる機会のなかった二宮尊徳のお墓を相馬の地にも設け今も守っています。
ご縁もあって、時折、二宮尊徳の考えを学び直し続けています。

さまざまな言葉がありますが、改めて表題の言葉に学び実行していきたいと考える次第です。
今年度も始まって早くも第1四半期が経過しました。
多くの計画が各社で走っていますが、新ためて自社の考え方についても繰り返し伝えていくことが大切であることを感じてきています。
会社組織の成長は個人の成長の総和となりますが、経営トップの成長はより大きな影響を与えます。
現在、グループ各社にも関与していますが、自社に対しての伝え方を改めてしっかりと見つめ直し、至誠と勤労の重要性を伝えていこうと考える次第です。

振返ってみて自分にあるのは、特別な解析や戦略策定能力ではなく、愚直でも誠実に実行していくことしか有りません。
その姿勢に協力を頂けるかどうかで今後の達成能力が変化していくことを理解してまいりました。
有限の人生を懸けていくのに恵まれた舞台が与えられていると感じていますので、周囲への不満ではなく自分自身の能力の未熟さの改善に力を注ぎ、より大きな社会貢献が出来ますよう自分を磨き、少しでも周囲の活動から改善を積んでまいります。