秋を感じる季節へ

今週は思考を深めるというより、様々巡らせてまとまりのない中、暗中模索をまた良しとして受け容れて行こうと言う想いに至っている所です。

先月から今更ながらに『仁義なき戦い』シリーズを改めて通しで観ていました。
今春に久しぶりにゴッドファーザーを観たことも少々影響しての行動ですけど、仁義シリーズも学ぶことが沢山有ったように思います。
生死が係った中での判断は戦国期同様、多くの人を惹きつけるのだろうと思います。
日本人は中国の生死観と異なり、死生観と呼んでおり、言葉の通り生よりも死を先に考えている方が多くの事を成し遂げているように感じています。
『アウトレイジ』シリーズも興味深く拝見しましたけど、同様に死を覚悟している方々の事を成すための行動力は目を見張るものが有るように感じています。

事業についての振返りの機会はコロナ禍で多くの時間を割けています。
現時点での最重要課題は、マネジメント能力の強化であると認識しています。
しかしながら、私の得意分野は新規事業への進出活動であり、この能力不足のジレンマが組織全体の停滞の主たる原因であることを感じています。
その課題を如何にクリアしていくかで、会社の拡大可能性が大きく変化します。
任せられる人財の採用と言う手法も有ると理解しています。
全てを自分独りで出来ることは有りませんので、組織を中長期的に成長拡大させる為にも、自分自身の人格としての成長と共に仕組み創りに根気強く取り組み続けます。

コロナ禍で会える方が限られてきますと、新たな出会いも以前に比べて格段に落ちています。
この中で自分自身を成長させるには本との出会いが最も大切だと考えています。
改めて古典に学ぶ機会を増やしている状況です。
アスペン研究所でも教わる機会を得ましたけど、古典を学ぶのではなく古典に学ぶのはただ読了するだけでは成しえません。
古典と自らが対話をすることが肝要であるようです。
その為には著者の表現や背景を理解するための多くの教養も必要になってきます。
駆け抜けてきた30代とは異なり、自分自身の能力向上のために40代を捧げ続けることでより飛躍できる50代の為の地力を身に付けてまいりたいと思います。
勿論、人生においては60代でも70代でも、80代・90代も同様に衰えることなく生きている限り生涯現役として、次世代の為に成すべきことを為していきたいと考え、実践してまいります。

『四十にして惑わず』も解釈次第化とは思いますけど、暗中模索の中でも変な寄り道はせず、自らの信念に従って、更なる高みを目指して、天命を知ることが出来るよう精進してまいります。