苦手な物として渋滞、長蛇の列や人混みがありまして、今回その渋滞学なる物を初めて聞き、理屈について真剣に考える良い機会を頂戴しました。
年に数回有る麻生経営セミナーにて呼ばれた講師が渋滞学や無駄学の権威と言うのか、始められたメンバーのお一人とのことでした。
三十年ほど研究されており、色んなことが解明されてきているとともに、仕事にも大いに展開できることも学んできました。
興味を持ったキーワードとしては、
・渋滞の定義は
・無駄は3P(purpose,priod,position)で決まる
・蟻は渋滞するか
・メタ安定
・ボトルネックは更なるボトルネックを生む
と言うものが有りました。
定義をせずに議論していることは多分に有るので、渋滞の定義付けは確かに必要だと感じましたし、無駄な議論も整理されてみるととてもわかり易く納得感が有りました。
蟻があれだけの団体行動で、渋滞せずに移動できるのは、同じ母親から産まれたからと言うだけの理由では無いものもあると思いますので、こちらも日々の業務に展開できそうなポイントを感じました。
メタ安定とは、初めての単語でその後もいくつか調べることでとても大切な概念である事を理解しました。
これからの経営を進める中でとても重要な視点であると強く認識しています。
ボトルネックがボトルネックを生み出すことは理解してもいましたが、それでもなお改善を継続していくことが肝要かと考えておりました。
もちろん、ゴールドラット氏のTOCなどは目を見張る改善活動が可能ですが、加えてメタ安定との組み合わせは更なる力を発揮する物と捉えています。
新たなる知と知の融合こそがイノベーションなので、教わった機会を大切にしてこれからの経営に役立ててまいります。
学びと実践を通じてより豊かな人生を送れる人を増やしてまいりたいと思います。