今週もさまざまな学びを頂戴してきました。
改めて学んだことを実践することが大切で、それは実生活の中の一コマでもあるものの、一番は仕事を通じての実践であると確信しています。
そんな中で改めて感じ入ったのが表題の言葉です。
啐啄同時は、以前から聴いていた言葉で『さもありなん』と感じ入っていました。
これで芽が出た方がたくさんいることは実感も持っています。
「馬を水飲み場に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできない」との言葉もまた有ります。
どんなに殻の外から叩いてみても、卵の内側が卑屈であったり素直でなければ、啐啄同時は適いません。
そんな中でも『やる奴はやる』と言うのもまた事実であるとも思います。
育てようとせずとも、勝手に育ち活躍する人も居ます。
勿論、ステージのレベル変える際には、誰かのサポートが必要でもあります。
『啐啄同時とやる奴はやる』この二つの考えを頭で巡らせながら、指導の現場で向き合い続けたいと思います。
自分自身も振返って、どんなに愛情をもって接してもらっていてもそれに気づかないことはたくさんありました。
今は全てを愛情と捉えてはいるものの、期待に応えられていない自分自身が情けない限りです。
周囲の愛情に気付けないのは、恐らくその人自身が周囲に愛情を持っていない又は周囲の方に敵意を示す場面が多いからであろうと思います。
卑屈になってしまうと周囲の愛情には気付けませんし、愛情を屈折して受け取ってしまうのでしょう。
そのまま、ドブに落ちていく方も勿論居ることでしょう。
縁があった方にはどうにかマインドセットを変えてもらえるよう良い環境を提供していきますが、行動変容を起こせるかどうかは、最終的にはその個人に掛かってしまいます。
勝手なバイアスから解放されて、よりよい未来を創り出すための第一歩を踏み出せる方が増えることを期待しています。
今週は、インプットも多くありましたが、グループの新入社員への講話の機会もありました。
先輩から言われている通り、魂込めて思っていることを精一杯伝えましたので、何が残り、どのように行動していくのか、これから長期にわたって見守りたいと思います。
全てのの新入社員が希望と夢に燃えたまま、情熱を持ち続けて、多くの目標達成や失敗を積み重ねて、よりよい人生を歩まれることを祈念しています。