二十代は体力、三十代は技術、四十代は人脈、五十代からは人間力?

ワークライフバランスとの言葉がまた表に出てきましたが、私はあまり得意な言葉では有りません。
英語力の問題もあるかと思いますが、何となくどちらかを取ればどちらか一方が立たなくなるようなイメージだからです。
私にはワークライフインテグレートの言葉の方がしっくりきます。
仕事は大切ですが、人生の全てでは無いと捉えています。
自己を成長させるには仕事がとても有用であると思いますので、一所懸命に働きますし、知っている知識を融合させるなど、更なる成長を求めて働いてもいます。
何となくワークライフバランスの言葉を頻発される方は、仕事とプライベートが明確に分けられると考えているような気がしてよく理解できません。
一度きりの与えられた恵まれた人生を使うのに仕事の時間は苦痛でしかなく、それ以外で幸せになろうと言うのはあまりにも勿体無いと感じるのです。
イチロー選手の言葉で、『僕は心の中に磨きたい石がある。それを野球を通じて磨いている』と言うものを読んだことが有ります。
その前後で『記録のための野球はしていないから、ヒット数などの記録に一喜一憂しない』との言葉も有りました。
私が仕事に求めるのは正にこのような表現です。
仕事は全てにおいて楽しいことばかりでは無いと思います。
色んな経験を自分の意思で沢山経験することもできますので、成長すると言うのか修行に近いものかもしれませんが、自分自身がより高められる環境と言えると考えています。
成長実感が無い職場にいるとすれば、それは自らが動いていないか、そこから動くべき時なのかも知れません。

そんなことを考えている中で、表題の四十代までの武器と言う言葉を聞きました。
五十代以降はあまり合意できなかったので、自分なりに考えてみました。
六十代以降についてはまだまだ分かりませんので、記載していません。
体力や技術力を活かすにはやはり量はとても大切です。
量をこなすことで質が高まる分野です。
それは四十代以降の人脈や人間力も同じような部分があると感じてもいます。
経験を積まなければ分からないことも沢山有ります。
経験した人間が凄いなどと思いませんが、色んな感情を慮るには幅広い経験や人との交流が必要だろうと思います。
そんな中で、自らの時間を縛るような行為は、自らで成長を止めているのと同様な行為に感じています。
折角に生まれてきたこの機会をより充実させて、次世代に渡すためにも、自分の人生をさまざまな場所で磨き上げ成長していきたいと思います。
環境は静かに確実に変わり続けます。
自分自身の志・信念を磨き上げ、武器を練り上げ続けます。
次世代がより良い環境に育ち更なる発展・充実をしてもらうために『即今、当処、自己』で実践してまいります。

自己の実力を理解しつつ、成り得る最高の自分のために尽力します。