久し振りの本屋

数年振りに本屋に立ち寄りました。
東京で一回と福岡で一回行ってきました。
Amazonを活用するようになってこの10年程度は行く機会が減っていましたが、武漢ウイルス(COVID-19)が日本上陸して浜松町の文教堂が閉じてからは一度も寄れておりませんでした。
東京では待ち合わせまでにたまたま時間に余裕が有った際に立ち寄りついつい新刊を二冊購入しました。
その後、九大近くの蔦屋に姪御へのプレゼントを購入ついでに海外の図書がAmazonで上手く購入できていなかったので、こちらも購入しました。
Amazonでは能動的に購入行為に至りますが、本屋だと受動的に多くの情報を入手することが出来るのでとても楽しい場所です。
全て新刊で購入していると読み進める量が減ってしまうので、読書量を落とさない為にもAmazonの中古本などは大いに活用しておりますものの、本屋で仕入れる情報は自分の知識・情報量を大いに広げてくれるので重宝もしています。
浜松町の文教堂が復活してくれることを期待しているものの、人流が減ってしまった経験があるので、難しいのかも知れません。
当方都合では有りますが、基幹駅の改札近くにある一定規模の本屋が有るのはとても有難い物です。
業務上、以前は東京駅の丸善にも立ち寄る機会が多く有りましたが、近年は行く機会が減ってしまっています。
改めて本屋の素晴らしさを感じたので、これからはまた時間を設けて立ち寄っていきたいと思います。

また、朋友から薦められた図書を読む楽しみを知り、この情報提供も有難く感じています。
師を共にしていると、価値観が揃いますので、課題意識も似てきます。
参考になったものや心が動いたものを紹介いただけるのはとても恵まれていることを感じます。
自分自身も良書を紹介できるよう日々読込み実践を重ねてまいりたいと思います。

西洋と東洋の激突などを煽る記事などが有りますが、経営者の中でも人格者になられている方々は東西問わず似たプリンシプルを手に入れているように感じます。
言葉にするのは難しいですが、シンプルで慈愛に満ちた方々がその実行をされているのを感じる機会が多いので、やはり長期的に成功する秘訣は善をベースにしていることを確信しています。
世の中は良い面も有れば悪い面が何事にも有りますので、影響力が強いという事はその善悪両面においても同様な物を兼ね備えていると見るのが良いのでしょう。
万物は流転していくというのも、陰陽も同様にバランスの重要性を説いているように感じています。
日本で育まれている様々な蓄えられた思想はこの混迷の世の中に大いに貢献できると考えていますので、しっかりと実践できる人間になれるよう自分自身の器を大きくすることに精進して行きます。

人との出会い同様に本との出会いもやはり大きな人生を変えてくれる機会に成り得ることを実感しながら、週末を過ごしています。