万博訪問と野馬追開催

月曜日に飯塚商工会議所の視察にて万博を体験してきました。
日曜日からの移動で神戸の中華街や神戸港クルーズ、梅田のスカイタワー見学などもさせて頂いた上で、月曜朝から万博でした。
夕方に東京での会合があったことから、私自身はお昼過ぎまでの時間でしたが、大いに満喫させてもらいました。
予定はある程度見えていたので、現地でお昼は食べずに飲み物だけで会場を歩き回りました。
二周程度は出来たように思います。
それによりおおよその空間把握は出来ましたので、どのような構図で有るかのイメージは身体で理解することが出来ました。
結果として、行けたことへ感謝もしてますし、季節的にも適切かつこの世代で訪問することが出来てよかったと思っています。
高校生以上の世代でないと体力的に大変でしょうし、年齢を重ねてもなかなかタフな行程になっているように感じました。
勿論、何度も行く楽しみを味合わせる仕組みが出来ているので、一日で全てを体験することは不可ですし、それを求めるべきでないことは分かっています。
それでも私自身は何度もいける環境にはありませんので、今回の限られた時間で自分にとっての最大限のインプットを入れたいと思い、体感してきました。
細かな情報はネットにも出ているので、そちらを拝見いただくのが良いかと思いますが、私自身は個別のパビリオンよりも集合体の施設に複数の国が入っている施設に大変興味を持ちました。
就職活動の際の大きな海上における企業ブースのように、人が賑わう場所とそうでない場所が明暗くっきりと分かれていて、違いを自分なりに考えることも刺激となりました。
日本人の性なのか、人間の性なのか分かりませんが、各所にスタンプラリーの要素があるようで、そのスタンプをただただ猛然と集める人達が多いことも興味深く拝見していました。

朝一から会場入りしましたので、ある程度人が少ない時間帯も経験できました。
その際には各所で担当の方や現地の方ともゆっくりと話すことも出来ました。
お互いに母国語ではない英語を使いコミュニケーションを取ることは、私にとってとても良い経験ともなりました。
最終的には説明文が全て日本語で書いても居るので、読めば一通り分かりますが、追加でおススメなど聞いてみると、やはり書いていないことなど教えてもくれましたので、積極的に声をかける価値を感じました。

建物設備は、永久的に使うものではないので、とてもしっかりしているとは言えませんが、半年間で考えればとても立派な建物設備であるとも感じました。
休憩場所も多く、いたるところで休まれている方を見るにつけ、十二分な提供をされているとも感じた次第です。
あとは、今時らしく全てがデジタルで進んでいくので便利な面もありつつ、年配者にとっては少々不便なのかもしれませんし、私にとっては予備電源のバッテリーが改めて重量物であることを感じた時間ともなりました。
タイヤ付きキャリーケースの持ち込みを不可にしたことで、会場内の移動は大分スムーズであったとも感じています。
なんとなくメディアのイメージでは、あまりうまく行っていないような印象を与えられた感じがしていましたが、私自身は総じて良い出来なのではないかと感じました。
勿論、改善の余地は多分にあると思いますが、それはどんなものでも同じなので、今までの経験などを一定程度活かせていることを感じました。
1970年代の万博を経験していないので、比較はできませんが、特に若い方々は一度は現地に入ることで、日本や現在の価値観を越えた何かを感じてもらいたいと思いますし、そのようなインプットを得られる場所であると考えます。
ポイントは誰と行くかも大切だと思います。
人に調和するだけではなく、自分自身で見たいものや体験したいものをある程度選定しておかないと、満足することは難しいかもしれません。
どこもある程度混んでいるので、タイムマネジメントも含め折角の機会を有用に活用される方が増えることを期待しています。
今回の訪問で5か国程度は恥ずかしながら、初耳の国家もありましたので、単純に知識を増やしたりすることにも有用です。
訪問経験のある国においても初めて得る知識もたくさん有りましたので、学びになる機会が多くありました。

最後のお土産コーナーは時間を考えて活用しないと混みあうので注意が必要です。
レジの方が大変捌けていたので、疲れも飛ぶほどに爽快でもありました。
会場内には荷物を持ち込まずに軽装で訪問されます事をお勧めします。

23日金曜日から相馬野馬追が開催されています。
5月への日程変更から2回目の本年も暑さは厳しくなく観客の皆様にとっても心地よい物と考えています。
生憎の雨模様も一部あるようではありますが、どんな日であれ野馬追日和で有り、神事と軍事は天候に左右されることはありません。
野馬懸まで人馬共に無事なる凱旋を祈念しております。
千年以上の歴史がまた一つ刻まれることで、多くの方にとってより良い催事となります事を期待してもいます。