ツールを使いこなす人間力

近年はAIツールが大いに話題になっています。
活用すれば便利なものなので、使用しないという選択肢は無いと思いますが、一部の方は抵抗されているようです。
また、AIによって奪われる職業などについて懸念している方もいらっしゃいますが、新たなツールは便利になって新たな付加価値を生み出す仕事が出来る機会を与えてくれるものであることは、歴史が証明しています。
今まで多くの職業は変更を余儀なくされていますが、それが悪いこととは思っていません。
更なる付加価値を生むステージに立てる喜びと捉えて変化を受け入れるのが良いと考えています。

我々の現場で言えば、ドライバーなどのツールを使わない人間は皆無です。
それが生まれる前までは様々な職種が有ったり、必要なスキルが有ったことでしょう。
ツールが生まれれば現場が変化しているのは当然のこととして受けれて今が有ります。
大切なのはツールをどのように使うかと言う人間力だと考えています。
それらを活用することで起きる変化をどこまで理解できているのか、人間の感情にどのような影響を与えるのかを意識しての活用が大切です。
その為には、人間力が必要だと考えています。

佐久間象山が言ったという『技術に心は有るか』に行きつきますが、便利なツールは人を活かすことも人を殺してしまうことも可能な物が多く有ります。
どのように活用するべきかをしっかりと考えて導入していく姿勢、積極的に活用しても道を踏み外さない人間性、これらの能力を失えば、ツール本来の目的を見失い暴走してしまうことに繋がりかねません。
なんとなくメディアでは枝葉末節の議論が多く本筋について考えさせる機会が少ないように見えます。
勿論、日々新たな根源的課題が出てくることは有るわけではないでしょうから、これだけ多チャンネル化が進んでいる中では根源的話題よりは枝葉末節に触れるのが商売上も当然の帰結だと感じています。
それらのことを踏まえてメディアと付き合っているかどうかでまた人間力も分かれてしまうように思います。

これからも新たに便利なツールは沢山出てきますので、変化の無い日常は有りません。
新たなツールの本質を捉えて、どのように活用していくべきかを真剣に考え、実行して行くことが大切です。
旧態依然とした体制で進めることなく、『日に新たに、日々に新たに、また日にあらたなり』の精神で日々と向き合い人間力を高めてまいります。