エッセンシャル思考2

今週も繰り返し表題の本を読んでおりました。
本質的な問いは『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』と同様で、一人称単数か一人称複数で有るかは視座の違い程度のように考えています。
改めて自分の仕事を見返してみまして、流れに乗って実施をしているものが如何に多いか気付くことが出来ました。
本書を読んだので、迂闊に何かを始めることは勿論ながら、止めることも一旦避けまして、熟慮して選別をしています。
東洋思想を学んでいる身からしますとトレードオフのみの考え方よりは陰陽含んで思考しておく方が長期的には重要であると感じています。
取捨選択は大切ですが、双方を狙う事や捉え方を変える必要も感じています。
いずれにしても選択肢は多く有れど、実際に選択して実行できる数が少数であることは強く理解しました。

『出来たらやった方が良い』事を重ねすぎると何者でも無くなってしまいます。
自分達が何者で有るのかを明確にして、シンプルに伝わるメッセージと共に訴えかけていく、オプションに絡めとられないよう注意していきます。
取捨選択時にも行動経済学の考え方は大いに役立つようなので、色んなものは繋がっていることも感じます。

これから何かを始める時には、自分の手離れのタイミングを明確に決めて実施していこうと思います。
永遠に生きることは出来ない以上、いつの日か様々な事は引き継いでいかねばなりません。
引き継ぐ理由が健康などの体調面ではなく、継続出来る仕組み創りをしっかりと構築できれば早い段階で引継ぎは可能となり、自分自身も新たな活動が出来るようになります。
『やりたい事よりやるべき事』で育ってきていますので、やりたいことは明確にしやすいのでどんどん記帳出来ていますが、本当にやるべきことを改めて深く考えております。
何より恵まれていると感じるのは、身近にこのエッセンシャル思考を実施されている方が多い事です。
社長のM&Aの手法や事業運営手法は、エッセンシャル思考が身に付いていることを感じます。
どこまで先を見据えて、人が見えない景色を見る努力をしていくかで、今後の行動は大いに変わっていくと理解しました。
もっと早く出会いたかったとも思いますが、やはり今の私だからこそ気付けた課題でもあるのだろうと思いますので、まずはこの課題から一所懸命に向き合いしっかりと身に付けてまいります。

まずは、備える事から始めて挑戦に向かいます。

何度目かの『大学』を読み深めています。
読む度に新鮮で深み有る学びが出来ることに感謝しています。
今回は『大学』を読むだけでなく出典にも触れて理解を深める機会も有ります。
『小学』にも触れられますと、やはり先に『小学』を体得しておく必要を感じます。
灑掃・應對・進退は特に体得しておきたいので、これから子供達にも伝えることで自分の学びを深めてまいります。
学習・・・学びてこれを習う。の通り、教わったり読んだことを実践して社会に貢献してまいる所存です。