さよならの向こう側

山口百恵氏が歌うこの歌が大好きです。
特に冒頭のこの歌詞に魅かれています。

何億光年 輝く星にも寿命があると  
教えてくれたのは あなたでした  
季節ごとに咲く一輪の花に無限の命  
知らせてくれたのも あなたでした

我々は一回限りの人生を生きています。
いつ奪われるものかも分からない人生でも有ります。
人よりも長く生きる生物もあれば、我々の目からすれば一瞬で絶える生物もあります。
それでも次世代に継いでいく努力を懸命にしています。
人生を儚く思うことも有りますが、それでもやはり恵まれていることがまだまだ多いと思っています。
終わりが来るのは皆一緒ですが、過程は全員異なります。
触れ合う周囲の方とより良い関係で過ごしていくことを大切にしていきたいと思います。
歳男を前に人生について再度見つめ直す機会が増えています。
何度となく読んだセネカ氏の『生の短さについて』に加え、興味深い本は出てきています。

死は存在しない ― 最先端量子科学が示す新たな仮説』や『生物はなぜ死ぬのか (講談社現代新書)』などは示唆に富んでいると感じました。
武漢ウイルス(COVID-19)も影響は大分下がって参りました。
多くの人と新たに知り合える機会が増えてきています。
一期一会など、何度となく繰り返された言葉や表現に今までにない想いを持って接するようになってまいりました。
応分に歳を重ね、経験を積んでこれたのだろうと感じています。
自分自身が大切にしてきていた誠実で有りたい想いは益々強くなってきています。

自己の最善を他者に尽くしきり、成り得る最高の自分に成るべく、これからも自己研鑽に努めるとともに社会や周囲への還元を果たしてまいります。