肥前浜宿へ

今週末は大学院のフィールドワークとして、他大学とも一緒の肥前浜宿へ行ってまいりました。
町興しをされている方のお話と、実現されている街並みの散策をする機会を頂戴しました。
正直、今までで全く聞いたことのない町の名称でした。
それでも数年前には慰安旅行で祐徳稲荷神社には行っていたこともあります。
自分自身では知ることも無いものを知る機会が与えられることに感謝です。

他の大学含めてもコロナ禍で久しぶりのフィールドワークであったようで、当初の予定よりも多くの学生が集まったとのことでした。
肥前浜宿は『鍋島』と言う世界のワインコンテストでチャンピオンになった酒蔵を有しています。
鍋島藩の直系の方とはご縁が有ったので、色々と話が聴けるものかと期待したものの、鹿島鍋島なので、本家とは少々異なる事をお聞きしました。
鍋島藩の公称は36万石で有ったとのことで、実際の体力とは異なる表現をしておくのは江戸時代を生き残るのに必要で有ったのだろうと思います。
待遇としては何万石で有るかについては、あまりガイドの方もご興味ないようでした。

活動の仕組みとして九大は本当に恵まれていることも理解しました。
様々な企画が有る中で、色々と優遇して頂いているのを感じました。
その分、しっかりと成果を果たし、より広い社会の為に能力を活用する必要も感じています。

街作りでの理解としては、やはり全て人に拠る物だと感じました。
戦略も勿論必要ですけど、どの人がどのような行動をしているかを皆は良く見えているのです。
トップを務める人が長期間にわたりどのようなメッセージを出しているかで、町興しも変わってくるのだろうと感じます。
肥前浜宿は力強い活動をされていることに感心した一日でした。