愚直に成長を目指す

成長曲線は努力と完全比例してはいないと感じています。
先日教わった表現で鋸状に成長するのが一般的である話はとても納得感が有りました。
成長していく中では、外から見ても停滞に見えることが有ります。
努力の有無は自分自身にしか分からない部分が有ります。
本人が停滞を望むと実際には衰退していくのですが、一時的には均衡を保つという事で、努力の有無が簡単に結果として出てこないことが有ります。
同様に成長を求めていても成果に直結出来ない事も有るので、如何にそこで踏ん張れるのかがその後の飛躍につながるものと思っています。

『辞めたい時が成長時』と言う言葉を聞く機会が有りました。
これは成長意欲が高い前提ですけど、どんなに努力をしても報われない期間という物が誰しにも訪れます。
それは今までにない大いなる挑戦をしている証左とも言えます。
それだけの苦労を諦めずに実行していれば全てが報われるほどの時が必ずやってきます。
これは単純に誰でも努力すれば何でもできるという事を言いたいわけでは無く、人生をかけてしっかりと計画を練って準備をして着実に成長して行っても、一時期的に不安定になったり、満足のいく結果を得られないことが続くことも有るという報われない時間で有って、報われたときにも全ての夢が適っているというのではなく、真剣に向き合っていれば自分自身が納得できるだけでなく感動すら与えられる瞬間を迎えることが出来るという意味合いです。
我々の人生は悪く終わることは無く、良く終わる事も有りません。
常に今が続き続けます。
自分の人生が終わっても誰かが紡いでいってくれます。

私自身、色々と考えても常に今この瞬間しか生きることは出来ません。
来年もその時になれば、私にとっての今ここでしか有りません。
将来を見据えて愚直に成長を遂げようとする事が常に自分にできる最善なので、次世代の為、周囲の為に自己の最善を尽くせるよう過去から学び、今ここに全力を尽くしてまいります。