不易流行

今週も多くの方や本から刺激と学びを頂戴しました。

表題もその一つです。
勿論、四字熟語の意味合いとしては知ってはいましたけど、経営上どのように捉え考えていくべきか大変有難く示唆に富む言葉でした。
直接にお声がけ、ご指導いただけることに感謝しています。

また、来週には尊敬する方の講義録シリーズが発売されるとの事なので、こちらにも記載しておきたいと存じます。
URL  https://www.amazon.co.jp/dp/4334952933

個人的にも購入すると共に会社としても複数名への課題図書として予約購入しております。
今後シリーズ化されていくとの事なので、楽しみにしている次第です。
至善館と言う大学院は、私自身も数年前に入学を検討したことが有りましたが、色々な巡り合わせも有り、参加を断念しました。
至善館の至善は『大学』からの抜粋です。
現在、大学講義を受けているので、『明明徳』『親民』『止至善』について考える機会を良く頂戴しているので、この機にしっかりと身に付けたいと考えている所です。
第一回の至善館の卒業式はオンラインで拝見することが出来ましたので、多くの刺激を頂戴しました。
教育機関は100年を超えての評価が必要かと考えておりますので、これから多くの卒業生が100年後に何を為しているのか楽しみにもしています。
私自身は支援者の一人として応援をしていきたいと思います。

至善館の講義シリーズが今後発刊されていくという事なので、入学は適いませんでしたけど、私自身も著書から多くを学んでまいりたいと思います。

大人の学び方についての本を数冊読み進めています。
日本はOECDの中で比較すると大学進学率も低いので、当然に大学院の進学率も低い結果が示されています。
生涯に亘って学び続けなければ、人生100年時代と言われ、かつ、時代の流れが早い現代においては、大学卒業後30年もせずに役立たずになってしまう事でしょう。
AIやらロボットが人間の代替として働いてくれることは結構なことだと考えています。
いくつかの労働から解放された分、次世代の為のより素晴らしい活動を実践していく事が人類には求められているのだと考えています。
特に平和に過ごせた世界の人間は、その責任があると思います。
AIやロボットに仕事を奪われるかのような表現をされているのは、その不安をあおる事によって視聴率や本を販売する方々にとっては当然かもしれませんけど、自分の頭で考え続ける人にとっては違和感しか無いと思います。
チェコ語の強制労働を意味するロボッタから派生している欧米では避けられる言葉でしょうけど、日本においては手塚治虫氏や藤子不二雄氏などの漫画やアニメのお陰で、ロボットは人間をサポートしてくれたり、守ってくれるものだと本質的に理解できていると思います。

大人の学び方はそれぞれありますけど、やはり大切なのはコンフォートゾーンに留まらないことで有る事は様々な形で伝えられています。
コンフォートゾーンの外にはストレッチゾーンが有るので、そこでしっかりと学ぶことが大切な用です。
色んな事が活性化されていく場も、緊密な関係よりも緩やかな人間関係の方が、より大きな変化を生み出す機会が多いことも既に種々証明されてきています。
場も明確な区切りを設けるよりも曖昧な状況を生み出すことで、より活性化されていくそうです。
あまりにも理解を超える世界だとパニックゾーンとなり、成長効果をもたらさないこともあるそうですけど、やはりコンフォートゾーンに居続ける事は本人にとって長期的に良い効果をもたらさないことは自明のようです。
何故なら、世界は立ち止まる事が無いからです。
環境が変わり続ける以上、自分自身も変わり続ける必要があります。
『変わらない為に変わり続ける』とは、一風堂の創業の精神でも示されています。

不易流行は、正に的を得た言葉で、容易では有りませんけど、求め続けて行く必要を感じました。
『正しいことをしたければ、継続出来なければならない』とは創業時に与えられた薫陶の一つです。
正しいことをしているから廃業も仕方ない、では多くの関係者に迷惑をかけてしまいます。
全てを理想通りに出来なくとも、少しずつでも理想に近づける努力を継続していくだけでも、存在している価値は十二分に有ります。
大切なことは創業の精神や志を忘れずに、アクティブノンアクションの罠にはまることなく、歩み続ける事だと思います。
まずは、リード・ザ・セルフから始めてまいります。