最近は、行動経済学に関する本を読む機会に恵まれています。
その中でやはり習慣の大切さを感じます。
思考の大半は、過去からの経験に基づく惰性にも近い習慣による結果であるようです。
自分が どのようなバイアスに捉われているのか、を理解しておくことは今後の意思決定にも役立つことを感じます。
弊社スタッフ始め多くの方にも理解しておいて頂きたいことだと感じます。
一般的に教わる経済学は人間が合理的であることを前提としているそうです。
しかし、人間は感情に左右されている生き物であり、合理的判断をしてばかりいるわけではありません。
表題の通り、特定の局面においては多くの方が不合理な判断・行動をしている事がわかってきています。
今年度の弊社方針は『安全と数字とロジックを共有しよう』としています。
ロジックの中に行動経済学を入れておかねば誤った意思決定を繰り返してしまいます。
ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど、ビジネススクールで教わるような考え方にもこれからは行動経済学が更に深く入り込んでくるものと思います。
人間は理解した上で乗り越える力を持っています。
行動経済学とは別に『宇宙論と神』と言う出口治明氏に薦められた本も間に入れて読む機会が出来ました。
こちらは事実と数字とロジックにて語られていました。
宇宙に対しての考え方はまだまだ近年になって発展している事を知りました。
私自身はあまり興味がない分野である宇宙でしたが、人間の生活にはある意味で身近であり、空想含め当時の知識人が考え続けていた事柄であることも知り、これからも新たな答えを出し続けるものだと感じます。
なぜ自分達が存在しているのかは、多くの偶然の重なりによるものであり、説明するには神様の存在を活用するしか無いようなこともわかり、宗教との密接な関係も知ることができました。
宇宙論と言うロジックによる積み重ねと行動経済学のような感情に左右される事象を孕んでいることが人間社会の醍醐味でもあるように思います。
その上で自分自身が為すべき事は、次世代に何を残せるのか、真剣に考え、実践の継続でしか無いと確信しています。
そのために思考含めた習慣について、これからも日々改善を含めた継続を大切にしていきたいと思います。
人生は長いようで短いのでしょうけど、一朝一夕で出来る事は大したことではありません。
その時までの努力が瞬間ごとの結果を出していきます。
やはり、日々全力で生き続ける以外に自分の志を達成する道は無いのだと感じます。
周囲への感謝と共に実践と学びを反復継続してまいります