諦めない者が克つ

ラーニングフォーラム(http://www.learning.co.jp/forum)に参加してきました。
今回で19回目を迎える当該セミナーには6年ほど前から毎年参加させていただいております。
今年も多くの示唆を頂戴しました。

今回は、体育会系の方の登壇が多く、如何に人を育てていくかにフォーカスされて議論が進んでいきました。
自衛隊経験者の私も体育会系的発想が多いので非常に分かり易く多くのことに共感すると共に深い学びを得ました。
とはいえ、非体育会系の方に対しては如何に接するべきか?というそもそも私が抱えている課題には特効薬としての答えは無かったように思います。 

それでも、人を育てるに最も必要なのはノウハウではなく『愛』であろうとの発言に最も納得しまして、部下員には愛をもって接してきたことが間違いでなかったと思った次第です。

プロスポーツ選手のエピソードも数多くありました物の、最終的に重要なのはテクニック以上にメンタルであるという事は深く感じ入るものがありました。
我々も技術者集団としてプロフェッショナルな技術を有しておりますけれども、これを何のために使うのか?その為には如何様に活用するのか?と言う信念・志が重要であるといつものように確信しております。

想いは、技術を凌駕するときがあります。
スポーツのシーンでも後半戦となり、延長戦まで突入した場面で誰がどのようなメッセージを伝えてくるのか?私利私欲ではなく公欲として如何に勝利に導く言動を取れるのか?それらの積み重ねが本当の頂点を極める勝負で結果となって表れるのです。

諦めない者だけが、本当の勝利を手にする。
そのためには他責ではなく自責での発想が大切とのことでした。
素直さ、スピード感のある初動作など各個人の習慣を変えていかなければ勝つ組織にはつながりません。
その第一歩は『気付き』が重要と教わりましたので、『愛』をもって『気付き』の場を提供していく所存です。
その後、『感動』『腹落ち』と繋がって良い循環になるそうですので、勝つ組織としての歩みを楽しんで進めてまいります。

他にも多くの示唆が有るセミナーでしたので、20回目もお勧めです。
次回は、2017年7月27日木曜日13時~テーマは「学びの極意」、登壇者も東洋思想家の田口佳史氏とセミナー主宰者の高原氏の対談です。
無料でのセミナーとなっておりますので、ご興味ある方は来年の手帳に早目にご記入置きください。
私も勿論参加させていただく予定です。
田口氏と高原氏の魅力についてはまた別に記載したいと思います。