ドラッカーの本から「何によって覚えられたいか?墓標に刻まれる言葉を意識せよ」というようなものがありました。
確かに私が人を表現するには、多くの言葉ではなく代表的で分かりやすい表現で伝えようとします。
調べて行けばより詳しい背景などを知る事も出来ますけれども、亡くなった方は歴史の授業含め一言程度が刻まれるものだろうと実感します。
それでは、自分のお墓に書いてもらいたいことは何なのだろうと考えた結果、「相馬家中興の祖に最も貢献した人間の一人」と言う物でした。
この設定により、自分の行動は非常に明確にすることが出来ました。
普段の行動基準が全てそこに直結するので、墓銘に近づくのか?恥じないのか?などと考えれば迷う事が少なくなりました。
相馬家当主と常に一緒にいるわけでもなく、住んでいる場所も相馬でもなく、仕事も資本関係は無いですけど、やはり大きな何かを決めると自分自身がシンプルになるという効能がありました。
この墓銘を刻めるように活動する事が、現時点での私の生きる理由と言えます。相馬家が望むであろう社会への貢献や世界での活躍も大いに楽しみつつ実行が出来るようになっています。
無我夢中で生きることで、生を全うしたいと願っています。