日本の八月

新聞に『日本人は8月にしか平和について考えない』と言う記事が有りました。
確かに感じるところがあります。
盆と終戦が重なることもあり、様々な所で特集されて考える機会は増えるのだろうと思います。
平和は念じているだけでは達成できず、その為の行動を実践しなければ到底適いません。
平和の反対は戦争ではなく混沌と言った方がより理解しやすいのだと考えています。
戦争は経済制裁同様に政治的手段の一つと言うのも事実だと思います。

戦争が悲惨なのは最も被害を受けるのが、弱者であるお年寄りや子供だからだと私は考えています。
意思決定できる権力者は国民の未来を守る為に全力を賭して実行していくことが求めまれます。
そもそもの戦争を仕掛けられないよう普段から備えておくことが何より重要であることは孫子の時代から伝えられています。

如何に早く環境変化に気付き、行動変容を起こしておくかは政治のリーダーに限らず、経営トップにも求められることです。
社員や社会の未来を考え続けたいと思います。
以前、『朝』と言う時は十月十日と言う文字から出来ていると聞き及びました。
十月十日は子供が、産まれるまでの母胎で過ごす期間です。
人間は毎朝生まれ変わることができると言う意味であると説明を受けました。
私自身、色々と考える機会に恵まれ、生まれ変わるように態度を改めたいと思います。
今まで、経営トップとして陣頭指揮を取り、何事も率先垂範して社会に求められる理想を掲げて、社員を鼓舞し邁進して行くことに腐心していましたが、これからはまず社員の一人一人の能力を見極めて最大限の力を発揮させて行くことに注力していきたいと思います。
一人一人が輝くようにそのサポートをして参ります。
未だプレイングマネジャーの要素を持っていましたが、これからはより経営者としての職務に邁進します。
与えられた恵まれた環境に感謝して、より良い社会を創り出すために引き続き尽力してまいります。
これだけ現場が任せられる人財が集まってきてくれていますので、ステージを上げていけるよう経営してまいります。
暑い時期に考える機会があり、色々と決断できていることに感謝しております。