表題の本を先週金曜に勧められ購入しましたら、水曜には手元に届きましたので早速読んでみましたら、正に今の私に書いてくれた本なのでは無いかと思うほどにのめり込みました。
QBSの短期プログラムで課題が明確になったところで、そこにフォーカスする重要性を改めて強く認識できました。
この15年で身に付いてしまった全方位へのエネルギー負荷の限界を感じている私にとって、この著書から得るものは大変大きいものが有りました。
改めて周囲の成功している人間を見るとエッセンシャル思考を言動の節々に滲み出ていたことを感じます。
常に全てを求めるのではなく、今ここで本当に大切なことに集中していく、そしてそこを解決して初めて次の課題と向き合っていく事の大切さを理解しました。
数多くのタスクを並行に走らせることに価値を見出していましたけど、それで解決できるタスクは質で考えると高いものでは無いことが多く有るように思います。
今ここの大切さは感じていましたけれども、そのタスク自体を選択するプロセス迄も大切であると理解しました。
選択と集中とは良く使われる言葉ですが、今回改めて強く感じ入りました。
迂闊に仕事を始めてはならないという主旨の本も以前に読んだことが有りました。
イシュードリブンのドッグウェイも良く考えずに動いてしまう人間の愚かさを、アクションフォーバイアスにも同様に最初の思考の大切さを説いています。
“If I were given one hour to save the planet, I would spend 59 minutes defining the problem and one minute resolving it.”
アインシュタインもこのような言葉を残しています。
何度となく見てきた言葉なのに今回は強く私の心を揺さぶりました。
これ以上の成長をするにはやはりこの課題から解決していく必要が有るのだと理解しました。
15年前の創業時の課題や創業後5年後に改めて振返った際の課題が変わらず今も目の前に横たわっています。
この課題設定が誤りなのかも含め熟慮をした上で、次年度からは一つずつ解決してまいります。
一足飛に考え過ぎていたことを反省しています。
常に焦ってきたことの証左なのだとも思いますが、自分自身の能力の限界を正しく知れば、能力拡大のための適切な行動も取る事が出来るようになってきます。
先週に行った発表の感想文が32名+教授陣から届きました。
ここにきて32名と言う多数いらっしゃったからこその気付きをまた改めて知り得ました。
様々な気付きは手に入れようと思う人間にしか見えないのだろうと思います。
与えられた環境に感謝して、更なる良い未来を次世代に渡せるよう努めてまいります。
金曜で東日本震災から11年が経過しました。
可能な限り早期に東北の岩手・宮城・福島を語る際の枕詞から震災が抜けることを切に希望します。
未だに筑豊地域では『炭鉱華やかりし頃は・・・』と言う枕詞を付される方がいらっしゃいます。
未来は変えられるのに、過去に起こった言葉にいつまでも捉われることは次世代の可能性を狭めてしまうように感じます。
過去を忘れろと言うつもりは全くありません。
枕詞で使う物は未来を感じる事の出来る言葉であって欲しいと願う次第です。
春らしい気候の日々が始まり、花粉症に悩まされてもいるもののそれ以上に様々なエネルギーを感じている所です。
4ヶ月間の短期プログラムで運動が減っていたので、この分を取り戻すべく外に出たり、身体を動かすようにしてまいります。