山笠に参加して

本年は流れがきに加え、子供山笠大会も見学する機会を得ました。
大人山とは全く異なる様相で、多くの大人が結集して子供達の指導・育成に当たっている素晴らしい光景を見ることが出来ました。
梅雨も明けて非常に暑い陽射しの中、元気な子供から疲れている子供など、さまざまな子がいる中で、地域ごとに異なりつつも、子供たちの為に創意工夫している姿に良い刺激を頂戴しました。
以前よりは子供の数が減っているかも知れませんが、これだけ子供達の未来などを思い、行動されている大人が多い街であることはとても素晴らしいと感じた次第です。
多くの地方で、祭りの開催は縮小されざるを得ない状況を迎えていますが、諦めることなく今できることを多くの人間の協力で継続しているこの街の豊かさを改めて感じました。
勿論、ご自身のお子様やお孫さんがいる方々もいらっしゃるとは思いますが、そのような時期は短く自身の子供たちが巣立っても地域の子供たちの為に活動している方が、この飯塚にはまだまだ多くいらっしゃいます。
その屋台骨になっているものの一つとしてお祭りは欠かせない行事であろうと思う次第です。

山笠では山守と言う名の直来のようなものが日々行われていますが、こちらでもさまざまな話題が出ています。
各人、与えられている環境は異なりますが、多くは将来の事について話しているように感じました。
歳を重ねるごとに各流れの優勝のみを競うのではなく、地域の方の安寧や安全を祈りつつ、地域の未来について慮る機会が増えていくのが参加者の特徴であるとも思います。
自分自身が主役ではなく、次世代の為に貢献していく嬉しさを知ることも出来るのが祭りの良い点だと考えています。
一定の勝負と言う形が有るお陰で、結果として切磋琢磨も生まれますし、更なる成長や体力の維持活動などにも意識が向いていきます。
年に一度、山笠の期間にしか会わない方も多数居ますが、少しずつ様々な場所で面識を深め、挨拶できる方も増えてきています。
商工会議所に入ってからは、各流れを越えての接点が増えるだけでなく深まっても来ています。
そんな時に決まって結果として良い話題になるのは、飯塚の将来について明るく語ることです。
過去のことを話せば各人の経緯もあり、すれ違うことも有りますが、皆一様に明るい未来を描きたいという思いは共にしています。

過去の検証が大切なことは当然ですが、それ以上に未来に目を向ける事こそが、多くの人間の力を結集するには必要不可欠な事です。
多くの歴史を乗り越えて、次世代の為に考えれば、良い発想が生まれてくるものだろうと確信もしています。
一地域の事だけに見えますが、この思想が広がれば国家や世界においても貢献できる確固たるものにも繋がるものと考えていますので、これからも微力ながらも実践してまいります。